明治安田生命J1リーグが17日に開幕し、昨季王者の横浜Mが、川崎戦(等々力)に2―1で快勝した。連覇へ好スタートを切ったチームには、前半4分に先制ゴールを決めたFW西村拓真(26)をはじめ、各ポジションに日本代表でレギュラークラスを狙える選手が目白押し。この日もそれぞれが躍動し、新生森保ジャパンでの抜てきが期待できそうだ。
横浜Mが〝王者のサッカー〟を見せつけた。立ち上がりから持ち前の積極的なプレスを見せ、前半4分に相手GK鄭成龍(チョン・ソンリョン)のパスをFWエウベルがカットし、こぼれ球を西村が右足で冷静にゴール左隅へ決めて先制。同38分にエウベルが追加点を奪い、相手の反撃を1点に封じ込んで逃げ切った。
後半は、やや川崎のペースになる時間帯もあったが、そこでうまくしのぐ試合巧者ぶりも発揮。攻守に安定した戦いで今季も横浜Mが、優勝争いの中心となることを予感させる開幕戦となった。ケビン・マスカット監督は「自分たちが日本のサッカーを盛り上げていかないといけないという責任を持っている」。その言葉通り、今後は戦力充実の横浜Mから日本を背負う代表戦士が、次々とデビューしてもおかしくはない状況だ。
先制弾の西村をはじめ、MF水沼宏太、FW宮市亮、MF藤田譲瑠チマ、DF畠中槙之輔、DF小池龍太は、すでに昨年7月の東アジアE―1選手権でA代表に選出されているが、それだけではないのだ。
この日は193センチの大器GKオビ・パウエルオビンナが好守を連発し、左サイドバックのDF永戸勝也も2点目をCKキッカーとして演出するなど活躍。新生森保ジャパンでは、これまでレギュラーだったGK権田修一(清水)とDF長友佑都(FC東京)の処遇が微妙になっているだけに、今季の台頭が著しければ、一気に代表争いに食い込む余地は十分にある。
西村は「これから自分自身もさらに成長していけたら」と力強く飛躍を期す。海外組がほとんどの森保ジャパンに横浜M勢が風穴を開けるか。











