東京・北区長選(4月16日告示、23日投開票)で、現職市区長で最高齢となる花川與惣太(よそうた)区長(87)が9日、立候補を表明。すでに手を挙げている元「光GENJI」で俳優の大沢樹生(53)、駒崎美紀区議(43)のほかに“第4の候補”が出てくる可能性もあり、大混戦の気配となってきた。
2003年から区長を務め、区議時代にさかのぼれば1971年から50年以上にわたって、区政に携わっている花川氏は多選、高齢批判の声もなんのそので、「年齢なんか考えたことない。人生100年時代」と6選を目指す覚悟を明かした。
前日には駒崎氏が手を挙げた。4年前の区議選では、音喜多駿氏が率いる「あたらしい党」から立候補し、トップ当選。その後、維新から参院議員となった音喜多氏と決別し、離党。夫はNPO法人「フローレンス」の駒崎弘樹会長で、出馬会見にも同席し、サポートに当たる。
大沢は昨年、いち早く立候補を表明した。花川氏の立候補は想定内で、陣営関係者は「大沢は一貫して、北区のために訴えていくだけ」と動じる様子はない。4年前の区長選では音喜多氏が「35歳VS83歳」と対立軸を鮮明にしたのに対し、大沢は花川氏に一定のリスペクトを置いて、高齢批判をしていない。すでに日々、つじ立ちやあいさつ回りに奔走している。
今後の焦点は自民党が候補者を擁立するかどうかだが、党内は意見が分かれている。
「第4、第5の候補者が出てくれば、票は割れ、大乱戦は必至。立候補を表明している3人はいずれも無所属で、自民や公明、立憲、維新がどの候補者を支援するかで情勢はガラリと変わる」(北区政関係者)。選挙まで2か月に迫り、各陣営の動きは慌ただしくなってきた。












