フリーアナウンサーの古舘伊知郎が30日、自身のユーチューブチャンネル「古舘伊知郎チャンネル」を更新し、国際政治学者の三浦瑠麗氏について言及した。

 三浦氏の夫が代表を務める投資会社「トライベイキャピタル」は、太陽光発電への出資をめぐって約10億円をだまし取ったとして刑事告訴され、東京地検から家宅捜索を受けた。これに対し、三浦氏は「私としてはまったく夫の会社経営には関与しておらず、一切知り得ないこと」と関与を否定している。

 古舘はまず「みんな三浦瑠麗さんを叩いてますよね?」と切り出し、続けて「これは何となく、私も含めて三浦瑠麗さんが語ってる時に、何となくヤな感じがしてるって思いがある人は、ここで一気にここぞとばかりダンナの件で叩きまくってる感じがある」と指摘した。

 三浦氏に対する違和感について古舘は「高学歴の人間にありがちな特権意識と万能感。これが私にとって三浦瑠麗さんの発言の、内容以前に違和感だったのかなっていうとこに帰着するんですよね」と話した。

 特権意識と万能感は、以前から三浦氏の言動に感じていたという。

「振り返るとですね、コロナで大騒ぎをしてしまう一般人に対しても、かなり三浦さんはですね、その指摘している発言が是か非かという前に、特権意識と万能感を感じてしまいましたね」

 古舘は続けて「統一教会の被害者に対する発言もですね、どっか上からで、特権意識と万能感の中で語ってるってことが見え隠れしてしようがなかった」と指摘した。