米・ニューヨーク市クイーンズ出身の4人組ラモーンズが50年前の1976年、パンクという〝突然変異株〟のような新種のロックを生み出した。その〝残忍なほどシンプルなサウンド〟は現在も多くのファンを魅了し続ける中、米音楽誌「ローリング・ストーン」は18日、同誌による「最も偉大なパンクアルバム歴代100枚」を発表した。
トップ10の10位にはザ・クラッシュの「ロンドン・コーリング」(1979年)、9位にはニルヴァーナの「ネヴァーマインド」(1991年)、8位にはパンク誕生に大きな影響を与えたとする米ロックバンド、ザ・ストゥージズによる1970年の「ファン・ハウス」がランクインした。
7位にはロンドンパンクを象徴するセックス・ピストルズの「勝手にしやがれ!!(Never Mind the Bollocks, Here’s the Sex Pistols)」(1977年)、6位には英ポストパンクバンド、ワイヤーのデビューアルバム「ピンク・フラッグ」(77年)が入った。
5位には女性2人の米インディーズバンド、スリーター・キニーの「ディグ・ミー・アウト(Dig Me Out)」(97年)、4位は英ロックバンド、ザ・クラッシュの「白い暴動」(77年)が選ばれた。
続いて、パンクとファンク、ジャズを融合させた独特のサウンドで高く評価された米ロックバンド、ミニットメンの「ダブル・ニッケルス・オン・ザ・ダイム」(1984年)が堂々の3位。このアルバムは全43曲を収録した歴史的傑作とされる。
2位は英ロックバンド、X・レイ・スペックスのデビューアルバム「ジャームフリー・アドレセンツ」(1978年)が選出された。同誌は「ロンドン出身のこの若者たちはあまりに荒削りで、(同アルバムは)米国ではリリースすらされなかったが、口コミでカルト的人気を博し、ザ・スリッツからスレイター・キニー、ビースティ・ボーイズまで、数多くのアーティストに影響を与えた」と評した。
1位の栄誉はパンクの生みの親ラモーンズに敬意を表し、同バンド初のスタジオアルバム「ラモーンズの激情」(1976年)に贈られた。












