フィギュアスケート男子で五輪2連覇を果たし、プロに転向した羽生結弦(28)が、東日本大震災風化防止イベント事務局を通じメッセージを寄せた。

 東北4県(青森県、岩手県、宮城県、福島県)から構成された東日本大震災復興フォーラム実行委員会が中心となり、東日本大震災風化防止イベントを3月5日~11日に汐留シオサイトで開催。首都圏で東日本大震災の被災地の復興状況や取り組みなどの情報発信を行うことで、風化防止及び被災地に対する継続的な支援を呼びかけるという。

 当イベントに先立ち、事務局は羽生の胸の内を紹介。動画を通じて「私は仙台のスケートリンクで練習している最中、震災に遭いました」と切り出しつつ「自宅も大きな被害を受け、生活するという当たり前のようにあったことが難しいことへと変わっていきました。そんな中、リンク周辺などのお店の方々が食料や水、電池などの様々な物資を買わせていただいたり、分けていただいたりしました。支えてくださった方々に、いくら感謝してもしきれません」と振り返った。

 その上で「私の力は小さいと思いますが、少しでも貢献していけるよう、これからも継続的な活動を続けていきたいと思っております。これまでもたくさんの支援をしていただき、一人の宮城県民として本当に感謝しております。ありがとうございました」とコメントした。

 かねて被災地に特別な思いを抱く羽生は、3月10~12日に「羽生結弦 notte stellata」を宮城・セキスイハイムスーパーアリーナで実施する予定となっている。