【人気モデル・岡田紗佳のもう一度見たい麻雀Mリーグ】12月12日1回戦 南1局0本場=内川幸太郎(サ)、仲林圭(U)、萩原聖人(雷)、近藤誠一(セ)
KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。チームメートの内川選手といえば「西」。2019―20シーズンで、黒沢咲選手の四暗刻単騎に西で振り込んだシーンはMリーグ史に残る名場面です。あれからもうすぐ3年がたちますが、まだ“西の呪縛”から解放されていないようです。
親番の内川選手は7巡目に七対子ドラドラでテンパイします。いったん8索単騎に受けますが、場況は全くよくなく、いつでも変えられるようにヤミテンにします。
直後に仲林選手から7索のポンが入り、内川選手が持ってきたのは西家の萩原選手が切ったばかりの西です。1枚切れと待ちは絶好のためリーチする人もいると思います。
ただ自身の河を見てみたら、ちょっと違和感があります。先に9索、6索を切っていて、中、5萬を挟んで7索ポンの後に8索手出しとなります。単純なターツ落としではありません。Mリーグの舞台で戦っている選手たちならば、いったいこの8索は何のために持っていたんだろう?と疑問に感じるんですね。七対子と読まれやすいから、少しでもアガリ率を高めるためにヤミテンにしました。
すると萩原選手、近藤選手から立て続けに2軒リーチが入ります。内川選手が1発目で持ってきたのは發。ここで悩んだのはリーチするかではなく、西と發のどちらを切るかです。發は2巡目に、西は直前に1枚ずつ切れています。どちらの方が山に残っていそうかを考え、西を切って發単騎でヤミテン続行しました。
この選択のカギとなるのが、西を切ったのが西家の萩原選手ということ。發は誰が鳴いても役になりますが、西は萩原選手しか役になりません。仲林選手がタンヤオの仕掛けと仮定すると、近藤選手は西を2枚持っていても役にならないためポンしづらいのです。一方、全員の役になる發を誰も鳴いていないということは、山に残っているのではないかと読んだのです。
わずかの差ですが、プロらしい読みを入れての發待ちです。決して今まで散々、西に意地悪されてきたから切ったわけではありません(笑い)。發も西も山に2枚ずつ残っており、内川選手が先に持ってきたのは…捨てた西です。苦悶の表情を浮かべたのは言うまでもないでしょう。結果的にアガリを逃してしまい、そのスキに萩原選手が近藤選手からロンしました。
西に翻弄されるも最終的にはトップを取ったのですが、「西の呪い」というワードはツイッターのトレンド入りしました。内川選手と西の関係はこれからどうなるのか? 見届けたいですね。
















