今季もやります! 3日に開幕した「Mリーグ」は初日に役満が飛び出すなど、早くも話題沸騰中。目が離せないプロ麻雀リーグの22―23シーズンを、本紙は徹底追跡していきます。まずは、名場面を解説する名物コラムの著者であり、昨季優勝チームの一員でもあるモデル兼人気プロ雀士、岡田紗佳(KADOKAWAサクラナイツ)に、意気込みを語ってもらったぞ。

 KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。いよいよ、Mリーグ22―23シーズンが開幕しました。ファイナルシリーズが終わるまで、このコーナーを担当させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 このコラムを書いているのは、実は開幕戦前日です。「今年はどうなるんだろう」というドキドキ感でいっぱいです。昨年の開幕前は、一昨シーズンのレギュラーシーズンでポイントをプラスできてセミ、ファイナルでもいい感じで終えることができていたので、「今年は行けるぞ」「よっしゃ、今年も頑張ろう」と自信がありました。しかし、フタを開けたら全く勝てなくなってバランスも崩れてしまったので、まずはちゃんとトップを取れればいいな、という感じです。でもやはり、緊張していますね。

 サクラナイツは昨シーズン優勝し、当然今シーズンも注目されやすい立ち位置にいると思うのですが、渋川難波さんが新しく加入したことで、フレッシュな気持ちです。今までと変わらず、オフシーズンも月に3回くらい練習会をやっていて、そこに渋川さんも来ています。まだ2人で話したことはないのですが、これから楽屋で一緒に観戦とかして距離を縮めていければという感じです。

 渋川さんはこれまでMリーグの解説も務めており、実力に不安もないのですが、意外とメンタルは弱くナイーブなので、気負わずにやってほしいですね。私が言うのも何なんですけど…。Mリーグの会場の空気はめちゃくちゃ重苦しく、難しいのですが、個人戦だと思って試合に臨んでくれたらと思います。期待しています。

 チームとしての目標はもちろん連覇ですが、何より毎シーズンファイナルに行ける、安定したチームになりたい。個人としてはポイントをチームに持ち帰ることが目標です。それができなかったとしても、雰囲気を良くしたりとか、少しでもチームにプラスになることをやっていきたいです。

 個人的なスタイルで言うと、昨シーズンよりは打点寄りになると思います。昨シーズンは打点のベースがちょっと低くなり、シャンテンを落とさないなどスピードに寄ったりもしたのですが、今シーズンは重くいきたいなと考えています。そちらの方が自分が安定しますし、押し引きもしっかりできる気がしています。今年は「岡田、安定感があるね」というような麻雀をお見せしたいですね。

 毎年のように言っていますが、もちろん役満も狙っていますよ。先日の最強戦では国士無双十三面待ちをアガることができました。いろいろな人に声を掛けられたり、SNSのフォロワーが増えたり、「やっぱり役満はすごいんだな」と実感しているところです。九蓮宝燈、国士十三面と来たら、天和、地和とかですかね。盛り上がるものを出したいです。
 これから長いシーズンが始まります。岡田紗佳、サクラナイツ、そしてMリーグを応援していただけるとうれしいです。皆さんの期待に応えられる、熱い試合を繰り広げたいという気持ちでいっぱいです。

【Mリーグ概要】ルールは東南戦で「一発・裏ドラ・赤ドラあり」。優勝賞金は5000万円。各チーム4人、男女混成の8チームで争う(全32人)。来年4月末まで、レギュラーシーズン94試合(全188試合)を行い、上位6チームがセミファイナルシリーズへ(各チーム20試合、全30試合)。さらに上位4チームがファイナルシリーズへ進み、16試合を戦い、優勝チームを決める。
 試合の模様はABEMAで全試合生中継。今季からリーチ後の待ち牌やアガリ役も表示されるようになり、より初心者に優しい放送になった。

☆おかだ・さやか 1994年2月19日生まれ。東京都出身。モデルやグラビア、バラエティー番組などで活躍。漫画原作も手がける。日中ハーフで、6歳のころから麻雀に親しみ、2017年4月に日本プロ麻雀連盟所属女流プロ雀士となった。「KADOKAWAサクラナイツ」から指名を受け、19―20シーズンからMリーグに参戦。青山学院大学出身。T170・B85・W58・H83。“役満ボディー”の異名を持つ。