フリーアナウンサーの辛坊治郎氏(66)が17日、大阪市のABCラジオで元日放送の特番「辛坊治郎の万博ラジオ」(来年1月1日午後4時)の収録に参加した。

 番組では、開催まで900日を切った大阪・関西万博を徹底解剖。1970年に行われた大阪万博の熱狂を知り「万博で6時間はしゃべれる。万博がなければ違う人生を送ってた」という辛坊氏が、大阪・関西万博について語り尽くす。

 番組には大阪府の吉村洋文知事もゲスト出演する。万博を巡っては、パビリオン建設工事などの入札が不調に終わっているが、辛坊氏が「予算がどんどん膨らんで収拾がつかなくなるのでは」とツッコむと、吉村氏は「ちゃんと計算してます。確かに物価はかなり上がってます。建築代金が1・5倍になっているが、ショボい万博にはしたくない。税も入ってますから、きちんとコスト管理しながら素晴らしい万博を」と答えた。

 さらに、辛坊氏は「趣旨と違うんで生臭い話をするのもなんだけど、統一地方選あるじゃない? いつまで知事やってんの?」とぶっこみ。吉村氏は「辛坊さんも旅人とか言ってますけど、大阪に育ててもらったんだから、大阪に返さなきゃダメなんじゃないですか?」と切り返した。

 収録後、辛坊氏は吉村氏とのやり取りについて「僕は旅をしたくて働いてきたのに、何を言ってんだって感じですよ」と苦笑い。ヨットで太平洋単独無寄港を成し遂げた今、次はアメリカ大陸縦断とアフリカ横断を計画していることを明かし、「そういうことをしてると、世のため、人のためなんて、何が悲してそんな事せないかんねん。本当に政治家は偉い。訳の分からない人に散々悪口言われながらね。よくやってると思う。天命? 聞こえないですよ」と政界進出の可能性を否定した。