人気グループ「バックストリート・ボーイズ」のクリスマス特別番組が、メンバーのニック・カーターに対するレイプ疑惑を受けて放送中止が決まった。英米各メディアが報じた。

 現在、39歳のシャノン・ルースさんが先週にラスベガスの裁判所で17歳だった2001年のワシントン州タコマでのコンサート後、ニックにレイプされたと提訴。これを受けて米ABCで14日(日本時間15日)に放送予定だった「ア・ベリー・バックストリート・ホリデー」は放送中止となった。

 ルースさんは男性経験がなかった17歳当時、コンサート後にニックからアルコール入りのジュースを飲ませられてツアーバス内でレイプされたと主張。弁護士のマーク・J・ボスコヴィッチ氏は、他にも匿名の女性3人が被告として名を連ねていると話した。ニックはこれで合計4人の女性から性的暴行で訴えられることになった。

 現在、脳性マヒと自閉症を患っているというルースさんは、ニックから性感染症をうつされたとも告白。別の女性はわずか15歳で被害に遭ったことを告白しているという。

 今回の告発について、ニックの弁護士マイケル・ホルツ氏は「全くの虚偽」と否定する声明をニューヨーク・ポスト紙を通して発表。「20年前に起きたとされる事件に関する主張は法的価値がないだけではなく、全くの虚偽です。ルース氏はここ数年にわたりニックに対して虚偽の告発をするように(誰かに)操作されてきました。告発の内容は、その間何度も変わっています。法廷もそれを見抜くことは間違いありません」と完全否定している。