【Mリーグで見せたプロの選択】写真の場面であなたならどうする? 何を切る? 下にある【答え】を読む前にまずは考えてみよう。

11月21日2回戦 東3局1本場 西家・魚谷侑未の1巡目
11月21日2回戦 東3局1本場 西家・魚谷侑未の1巡目

 早さ、手広さ、打点の高さ。麻雀でアガリを目指すための要素はいろいろある。いくら高打点を狙いたくても、狭い受け入れで時間をかけすぎても、他者にアガられてアウト。逆にいつでも早いアガリばかり目指しては、大きなチャンスを自ら消してしまう。魚谷侑未(セ)は1巡目でイーシャンテンという好機に恵まれたが、僅差のラス目ながら、じっくりと腰を据えた選択を見せた。

【答え=4筒】ここは打点重視。手広さだけなら7筒切りだが、さすがに1巡目でドラのリリースはしづらい。「9索とかが入って平和のみはもったいないですし、6索や3筒を引ければよいですが、もう少し伸ばせるところがある」と発展を見た。「ドラのくっつき狙い。リーチ・タンヤオ・平和・ドラ1のツモって満貫ベースの高めを目指しました」と、8000点が第1目標になった。

 なお次巡、魚谷は6萬を持ってきた。ここでも同じくドラ7筒切りの選択もあったが、7萬を切った。「7萬や2筒が暗刻になり6・9索になった場合、9索だとリーチ・ツモのみになってしまう」と、1巡目で描いたものとは大きくそれてしまう。「7筒を残すことで、6・7・8筒まで持っていければ(三色同順で)跳満クラスは確実に見える手牌だなと思いました。また7萬、2筒が入ってもあまりうれしくないので、その時は1回リャンメン(6・9索)とリャンメン(5・8萬)で固定しつつ、ドラを使えればとも思っていました」とも振り返った。

2巡目の判断にも注目
2巡目の判断にも注目

 結果的には3巡目に2筒を引き7筒切り、4巡目に5索を引いて5・8萬待ちのリーチをかけることになったが、5萬ツモに裏ドラ1枚でリーチ・ツモ・タンヤオ・裏ドラの8000点。当初イメージした最終形とは異なるものの、きっちり高打点に仕上げた一局となった。

さらに5索引きでリーチ
さらに5索引きでリーチ
最後は5萬をツモ!
最後は5萬をツモ!