【FIFAワールドカップ】元日本代表監督のジーコ氏がアルゼンチン代表主将FWリオネル・メッシ(35=パリ・サンジェルマン)を批判し、波紋を呼んでいる。

 アルゼンチンは1次リーグC組初戦でサウジアラビアにまさかの敗戦を喫した。その後、ブラジルメディア「ランス」のインタビューでジーコ氏はメッシについて言及。「そういう人なんです。アルゼンチンが4―0で勝っても、2―1で負けても、6―0で負けても、彼は自分のゲームを、自分のやり方でやり続けるだろうね。彼は誰かを罵倒したり、怒鳴ったりすることはない。誰とも口をきくことができないキャプテン。リーダーシップに欠けていると思う。彼はメッシだからキャプテンマークを巻いているだけだ」と、チームをまとめる主将に向いていないとバッサリ切った。

 このインタビューが動画になっていることもあり、アルゼンチンで大問題に。同メディアによると、アルゼンチンネット上で「フラメンゴやブラジル代表の元選手なんて知らない」「ジーコはワールドカップで優勝していない」「なぜ、サッカー選手は年をとってからバカなことを言い始めるのか?」とジーコ氏への批判が殺到しているという。

 また「マルカ」アルゼンチン版も「ジーコの恥ずべき批判」と猛反発。「メッシが南米選手権決勝でチームメートに語った素晴らしいスピーチを、ジーコに思い出させる必要がある」と非難した。

 批判がジーコ氏の耳に入ったかどうかは不明だが、アルゼンチンはメキシコとの1次リーグ第2戦(日本時間27日)を、メッシのゴールなどで勝利した。

 サッカー大国の大スター同士が主役とあって「ブラジル vs アルゼンチン」紛争は尾を引きそうだ。