3人組ボーカルユニット「ベリーグッドマン」が14日、兵庫・西宮の阪神甲子園球場で「阪神甲子園球場100周年記念事業アンバサダー」に就任し、来年11月18日に同所でワンマンライブを開催すると発表した。

 ベリーグッドマンは2013年11月に結成し、来年で10周年を迎える。多くのプロ野球選手の登場曲や高校野球のブラスバンドで演奏されるなど野球との親和性が高く、20年にはライトスタンドから無観客ライブを配信するなど、かねて甲子園でのライブ開催を希望していたが、甲子園が100周年を迎えるにあたり、球場側も「野球の力と音楽の力で、夢や憧れがかなうということを一緒になって発信していきたい」と応諾。夢がかなった。

 リーダーのRoverは「奇跡が起きた。叶わない夢をバカみたいに信じ続けてた。うれしくてハラミをめちゃくちゃ食べました」と大喜び。ライブ当日が35歳の誕生日となるHiDEXは「一生忘れない誕生日になるでしょうね」と胸をふくらませた。

 一方、宮崎・延岡学園高野球部出身のMOCAは「高校3年の時、春夏と甲子園に出場したけど、アルプスで応援するという悔しい思いもした。親に会わす顔もなかった。17年越しにライブができて、その聖なるステージに立てるのが最高のいい気分になると思います」と喜びをかみしめながら、「ド派手にいきたい。聖地で歴史を感じながら、高校3年の『このステージが最後だ』という気持ちでライブできたら」と意気込んだ。

 アンバサダー就任で応援ソングも制作する。Roverは「来年の47都道府県ツアーで、甲子園100周年を広めたい。『甲子園クラシック』という言葉を掲げていらっしゃるので、ヒップホップやレゲエよりクラシカルを思い描いている。野球とオーケストラ、合唱、吹奏楽を入れながら、僕たちらしいJPOPも入れていきたい」と構想を披露。MOCAは「シーズンが始まったら、ビールの売り子からやりますよ」と音楽以外での協力も約束した。

 阪神タイガースも岡田彰布監督に代わり心機一転を図る。

 今シーズンの開幕戦で歌った後、チームが9連敗。「ベリーグッドマンのせいだ」と言われたこともあって、MOCAは「もちろん優勝してほしい。今年も活躍した中野(拓夢)君は僕たちの応援曲を使ってくれてるので、来年も使ってほしい。岡田監督は小幡(竜平)君に期待している。小幡君は高校の後輩なので、二遊間をベリーグッドマンファンコンビで来年、守ってほしいですね」と期待しつつ、大山悠輔内野手に対しては「僕たちの登場曲に戻してほしい。『ファンファーレ』を前半戦は作ってくれてたのに、後半は使ってくれなかった」と笑顔で注文をつけていた。