元NHKでフリーアナウンサーの和久田麻由子(37)がメインキャスターを務める日本テレビ系報道番組「追跡取材 news LOG」(土曜午後10時)が、視聴率争いで苦戦を強いられている。日テレ内はショックを隠せないようだが、今後は和久田を前面に押し出し、挽回を期すテコ入れも視野にあるという。
4月25日にスタートした「――LOG」は取材結果だけでなく、そのプロセスを通じて真相に迫るドキュメンタリー型のニュース番組だ。
和久田が3月にNHKを退職した直後、抜てきされたとあって注目されたが、初回の平均視聴率(以下、世帯、個人)は3・8%、2・1%、2回目の5月2日は3・7%、2・0%、最新の同16日は3・7%、2・2%とイマイチだった。
ライバルは、TBSの安住紳一郎アナと脚本家の三谷幸喜氏がダブル司会を務める同局系「情報7daysニュースキャスター」。4月25日は10・4%、6・0%、5月2日は8・5%、4・9%、最新の同16日は10・0%、個人5・9%で、「――LOG」は「Nキャス」にダブルスコアの差をつけられた。
制作会社関係者は「日テレ内では驚きの声、もうちょっと『Nキャス』に肉薄すると思っていたとの声が多かったです」と首をすくめる。
ただ、「――LOG」はスタートしてまだ1か月も経っていない。評価するのは早計だろう。
「番組の性質上、取材記者が前面に出ることが多く、和久田さんの出番が少ない印象があります。今後はスタジオでのトークの〝回し〟を多くしたり、スケジュール的に可能であれば本人が取材現場に出たりするなど、〝和久田推し〟を図ることも検討されるようです」(前出関係者)
視聴者の視聴習慣を変えるには相当な労力と期間、タレントの訴求力などが必要とされる。
「Nキャス」は2008年10月にスタートし、17年以上の歴史がある。〝新参者〟がその牙城を切り崩すのは容易ではない。「――LOG」は、骨太の番組作りのスタイルは堅持しつつ、マイナーチェンジを重ねて「Nキャス」から数字を奪いにいくとみられる。
和久田の評価も変わっていない。
「いずれは日テレの報道で〝顔〟になってほしいというのが上層部の考え。その方針に変わりはないようです」(同)
〝土10〟の視聴率争いは始まったばかりだ。(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)












