7人組グループ「7ORDER」が16日に4枚目のシングル「Growing up/爛漫」を両A面シングルとして発売する。初のテレビアニメ主題歌に挑戦と、新たな一歩を進めた7人にとって、メジャーの世界で2年目となった2022年は、初めて大型の音楽フェスに参加するというグループにとっても貴重な一年となったようだ。

 7ORDERは、安井謙太郎(31)、真田佑馬(29)、諸星翔希(28)、森田美勇人(27)、萩谷慧悟(26)、阿部顕嵐(25)、長妻怜央(24)の7人で構成。昨年1月にアルバム「ONE」でメジャーデビューし、音楽だけでなく、演劇、アート、ファッションなどジャンルレスな活動を行っている。

 4枚目シングル「Growing up」はテレビアニメ「農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。」(TOKYO MXほか)のオープニングテーマだ。阿部は「僕たちの楽曲の中で、一番キャッチーで、耳なじみのいい感じになっています。個人的には老若男女、誰にでも受け入れていただける曲になっていると思う。アップテンポでノリもいいし、頭のサビから入る部分も覚えやすいと思います」。

 初めてのアニメタイアップ曲に萩谷は「この時間帯(土曜午後10時)のMXのアニメをいつも見ていたので、そこに僕たちの歌が流れていることに『来たな!』って感じました」と興奮気味。実は大のアニメ好きで、森田も「萩ちゃんはアニメのタイトルを聞いただけで『ああ~○○系のアニメね』ってすぐに理解してた」と驚くほどだ。

 すでに放送は開始されており「曲の疾走感とアニメがマッチしているし、良いところで『7ORDER』っていうクレジットも載るので、ツイッターとか見ていると、感動してくれる人は多いです」(萩谷)と反応も抜群にいい。

 また、「爛漫」は安井が出演する映画「死神遣いの事件帖―月花奇譚―」(18日公開)の主題歌。安井の中高時代の友人で、ロックバンド・Tempalayのメンバーである藤本夏樹が作曲と編曲に携わった和風テイストのバラードだ。
 真田は「和風のものを作ろうってなったときに、『和』から数珠とか、数珠つなぎとかを連想し、そこから人との縁というものを感じるなって思って安井の友達の藤本に頼もうって話になった」。疾走感のある「Growing――」とは対極に位置する同曲に、安井は「今まで僕たちになかったテイストなので、これもまたいいなって思っている」と手応えを口にした。

 作品を出すたびに新たな一面を見せる7ORDER。メジャーシーンで活躍して今年で2年目となるが、真田は「今年は本当に貴重な経験をさせてもらった」と振り返る。その経験というのが8月開催の音楽フェス「THE STAR NEXTAGE」と、泉谷しげるが発起人となっている「北九州ロックフェスティバル 2022 ~with SDGs spirits~」の2つの音楽フェスへの出演だ。

 彼らにとって音楽フェスは初めての経験で、長妻は「いろんなアーティストのパワーを間近で感じられたし、他のアーティストのファンの方に、僕たちを認識してもらえたことはよかった」。諸星は「泉谷さんから『お前ら弾いているんだ』って驚かれましたね。僕たちをそうやって見ている人って少なくないと思うけど、世間の認識が変われば『よっしゃー』って思えるし、貴重な体験でした」という。

 フェス終了後もぜいたくな時間は続いた。真田は「名古屋に新幹線で移動のときに泉谷さんと席が隣だったんです」。3時間半もの間、さまざまな会話を交わした。

「音楽やギターの話はもちろん、人生についての話も。本当にいい勉強をさせてもらいました。来年以降も、音楽フェスに出ていきたいですね」。彼らにとって大きな一年になったことは間違いない。