防府競輪GⅢ「開設73周年記念 周防国府杯争奪戦」は前半戦を終了。5日、3日目を行う。急な追加参戦だった園田匠(41=福岡)は、2日目の二次予選6Rで2着に入り、準決進出を果たした。

 レースは目標の伊藤颯馬(23=沖縄)が赤板でカマしてきた太田竜馬(26=徳島)―橋本強(37=愛媛)の後位に飛び付いて3角からのまくり一撃。

 園田は機敏に立ち回る伊藤にピタリと追走しながら、まくり上げてきた古屋琢晶(36=山梨)の気配も察知する冷静沈着な運行で、伊藤に続きゴール線を通過した。「臨機応変に何でもできるので任せていた。頑張ってくれた」と同じ九州の若手をねぎらった。

 今大会は追加参戦。しかも、要請が来たのが1日とバタバタだった。地元の小倉で行われるGⅠ競輪祭に向けて追い込んでいる最中だったが、レース勘が生命線の園田には〝天の声〟。まぎれのある9車立てで感性を研ぎ澄ますには絶好だった。

 初日特選は「オーバーワーク気味だった」こともあり、清水裕友(27=山口)―松浦悠士(31=広島)との連結を外してしまったが、驚愕の高速戦に刺激が入り「調子は日に日に良くなってくる」と手応えもつかんだ。セミファイナルは伊藤と再度の連係。レベルが上がった方が園田の嗅覚は冴える。伊藤を自由に泳がせて間隙を突く。