前WBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太(36)が4月に対戦したWBAスーパー&IBF同級統一王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)のファイトスタイルへ疑問符をつけた。

 村田は21日、都内のWOWOWで行われた24日放送の「エキサイトマッチ」の収録に参加。9月17日にゴロフキンがスーパーミドル級4団体統一王者サウル〝カネロ〟アルバレス(メキシコ)に挑み、判定負けを喫した試合について「ゴロフキンは、なぜあんなファイトスタイルにしているんだろう? ドシッと構えて詰めていく、あの圧力が魅力的だったのに、それが若干なくなっていた」と首をかしげた。

 さらに、ゴロフキンがWBA&WBC世界ミドル統一王者だった2015年5月、ウィリー・モンロー・ジュニア(米国)に6ラウンド(R)でTKO勝ちを収めた一戦を例に出し「3、4発、顔面にまともに食らっても『打ってこいよ』みたいな感じで前に出て、最後は相手をバンッて倒して怖がらせたっていう。あれはないですよね。顔面が打たれ強くて、パンチあるんだったら、その利点を生かした動きをした方がいい」と指摘した。

 一方で、自身の経験も踏まえて「僕もこの年でダメージをためたくないなとか、防衛本能が働く。スタミナ的やダメージの蓄積という部分で、できるだけパンチをもらわないようなスタイルで練習してるんだと思いますよ」と消極的に見えた戦いぶりの要因を、村田なりに分析していた。