立憲民主党の岡田克也幹事長(69)は18日、国会内で開いた会見で、自民党の石井準一参院議院運営委員長が「野党がだらしない」と発言したことについて言及した。

 石井氏は17日夜、都内で行われた岸田文雄首相らとの会合後、この日の衆議院予算委員会が定刻通りに終わったことや、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点を追及された山際大志郎経済再生担当相に関して「『(山際)瀬戸際大臣』の首を取るのに、午後5時1分で終わって首が取れるのか。野党かだらしない」と報道陣らに語り、大きな波紋が広がっていた。

 一夜明け、石井氏は「心からお詫びを申し上げると同時に、昨日の私の発言は撤回させていただき、お詫びを申し上げる」と謝罪したが、野党側は怒りを爆発させた。

 立憲の逢坂誠二代表代行は、衆院予算委員会で岸田首相に対し「言語道断だ」と強く抗議。岸田首相は石井氏との会合の中身に触れ「そういった話が出たことはまったくありません」と否定した。

 岡田氏は「論外の発言ですね。しかも石井議員は岸田総理がいる場での発言。それに国会が時間通りに終わったことは悪いことなのか。昨日の議論(予算委)は中身があった。私は(石井氏の発言が)まったく理解できないし(自ら)ケジメをつけてもらいたい」とした。

 石井氏は同じ自民党に所属の山際氏のことを〝瀬戸際大臣〟と発言。ほかの野党からは、自民党内で旧統一教会との関係が問題視される山際氏に対し「岸田首相に更迭を要求すればいい」との声も上がっている。

「私は問われているのは岸田総理だと思っているんですね。さまざまな問題がある人(山際氏)を大臣にしておく。岸田総理(の資質)が問われているのであって、山際氏のクビを取るとか取らないとかの話ではないと思います」(岡田氏)

 石井氏の「野党がだらしない」発言は、衆議院だけでなく参議院でも問題視されることが予想される。