【東スポ音楽館】 歌手・湯原昌幸(75)が約2年半ぶりにリリースしたシングル「何もない手のひらは」(作詞・田久保真見/作曲・田尾将実)が好評だ。昭和の良き時代を思い起こさせるような楽曲になっている。
――新曲はどんな作品
湯原「『この手は空を 飛べないけれど そっとあなたを抱きしめられる』と歌詞にあるのですが、『手』というものを表現することで、連帯感とか絆、一体感というものを感じ取れる、そんな曲になっています。歌い込む曲じゃないですけど、ちょっとした時に、サビの部分が鼻歌で出てくればいいなって思っています」
――曲を作るにあたっては湯原さんの思いも盛り込まれている
湯原「これまで『雨のバラード』や『冬桜』、男と女の歌とか、いろんなジャンルを歌ってきたので、何か新しいものはないかなと探していたんです。そこでイメージしたのが坂本九さん。1964年の東京五輪のころ、日本中が精神的な面も経済的な面も盛り上がり、明るく前向きに生きてきた時代ですが、あの時代を歌で再現したかった。このコンセプトを作詞の田久保さん、作曲の田尾さんにお伝えして曲を作ってもらいました」
――歌手として50年以上活躍されている
湯原「がむしゃらに一生懸命やってきたなって感じですが、自分の中で歌手として実を結んだなって思うことが3つくらいしかないので、声が続いているうちに、4つ目の果実をものにしなきゃとは思ってますね」
――75歳とは思えないくらい声に張りがある
湯原「毎日、30分から1時間ぐらい歌っていますが、年齢も年齢なので、歌い続けるためにも、これからの対処法として続けていかないといけないなと思っています。健康でいられるように食生活、睡眠、運動もルーティーンを作ってきっちりやってます」
――オリジナル体操もあるとか
湯原「40年間ぐらい続けているんですけど、基本的には胴体をつなぐ首、手、足の接続部分の血流とリンパ流の促進というのが目的の体操です。初めは15分ぐらいだったんですけど、いろいろ動かす部分も増えて、今では毎日、小一時間くらいやっています」
――最後にファンの方へ
湯原「僕と同じ空気を吸ってきた人には、僕が元気でいるのを見ていてくださいって言いたいし、僕より若い人には、〝こんなオヤジがいるんだ。じゃあオレも、もうちょっと頑張ってみるか〟って思われるような存在でいたいなと思っています」












