TBS系の情報番組「ひるおび」が10日に放送され、ロシア本土とクリミア半島を結ぶ「クリミア橋」が8日に爆破・崩壊した事件を特集。いまだ誰が行ったか明らかになっていないが、爆破からわずか5時間後にウクライナで記念切手が発表されたことで、弁護士でコメンテーターの八代英輝氏は「タイミング的に早すぎる」と、ウクライナ関与の可能性を示唆した。
クリミア半島は2014年にロシアが一方的にウクライナから奪って併合。ロシア本土と繋がっていなかったが、18年に巨額の資金でクリミア橋を建設し、ロシアのプーチン大統領が第1号と橋を通過するセレモニーを行うなどクリミア併合の象徴的な橋だった。
しかし、8日に通行中のトラックが突然爆発して、車道の一部が崩落。並行する燃料貨物列車にも引火して炎上し、プーチン大統領のメンツが丸潰れの事態となっている。
番組では①偶発的な事故の可能性、②ロシアによる自作自演、③ウクライナの作戦の3つを検討したが、専門家はどれも説得力に欠けるとし、今回の爆破・崩落には多くの謎が残るとした。
そんななか、ウクライナの郵便局が爆発から5時間後にクリミア橋の爆破を記念した切手の発行とデザインを発表し、街にはクリミア橋の爆破を描いた絵が飾られて記念撮影スポットになっていることが話題となった。
これに八代氏は「街のなかに橋崩壊の絵が飾られて記念撮影したりとか、切手が発表されたりとか、タイミング的に早すぎる」と指摘。そのうえで「ウクライナ当局から大きな戦果を挙げたという発表が一切ないのが気になる」と、いまだ発表がないことに首を傾げた。
一方、慶応大の廣瀬陽子教授も、あまりに用意周到なウクライナの動きに「極めて準備としては早いと思います」と、八代氏に同調。さらに「切手にクリミア橋と書かれているが、これはロシア語。本来、クリミア橋はウクライナに存在しないので、あえてロシア語にしたのではないか。おそらく狙って作ってあったと思いますね」と、今回の爆破がウクライナの計画だった可能性を否定しなかった。











