ロシアのプーチン大統領がウクライナ侵攻の劣勢を打開するため30万人の部分動員を決定しアスリートにも招集令状が届くなか、五輪競技の大物がプーチン大統領への強烈な忠誠心を見せている。

 ロシア・レスリング連盟のミハイル・マミアシビリ会長は、同国「マッチTV」のインタビューに応じた。「現時点ではレスリング選手は誰も受け取っていない」と軍からの招集令状は来ていないと語った。

 そのうえで「祖国を守ることは、すべての人の神聖な義務。もし、祖国がわれわれを呼んだのなら、なんの疑問があるのか。国が奉仕を必要としているのなら、あなたが国民なら、本当に人間なら、あなたの国、国民、あなたの大統領と一緒にいるべきだ」と招集に応じることは義務だと明言。スポーツ選手についても「選手も国民である。彼らは、国家、つまり納税者の犠牲の上に、自分の地位や技能を高めている。アスリートは常に、国家、国、国民に対する責任を理解している。選手は100%、茂みの中に座ったりしない」と、選手は逃げも隠れもしないと愛国心を爆発させた。

 すでにサッカーの元ロシア代表FWディニヤール・ビリャレトディノフや総合格闘技家のウラジミール・ミネフ、フィギュアスケート男子の平昌五輪7位・ドミトリー・アリエフと2021年ロシア選手権2位のマカール・イグナトフに招集令状が届いている。

 ロシアのスポーツ界に、緊張感が漂ってきた。