ボートレース第131期の修了記念競走と修了式が福岡県柳川市のボートレーサー養成所で22日に行われる。
 
 プロ野球からの転身で注目を集める元埼玉西武ライオンズ投手の野田昇吾訓練生(29=埼玉支部)は21日の会見で「本当に一日一日を乗り越えるのが必至だったので、ものすごく長く感じました。正直、毎日のようにくじけそうのなっていたけど、家族との週1、2回の公衆電話での電話と手紙のやりとりが楽しみでなんとか乗り越えられた」と1年間の訓練を振り返った。

 支えになったのやはり家族の存在。「くじけそうな手紙を書いた時に妻から『向いてなかったら仕方ないよ。本当にやれるだけのことをやって頑張ればいいよ!』と手紙があり気持ちが楽になった」と明かす。
 
 また、プロスポーツ選手として期待されるプレッシャーをすごく感じていた時にも「好きなことをやってダメだったらそれでいいんじゃない」という妻の一言に救われたという。

 これからセカンドキャリアに挑むプロ野球選手に対しては「トライアウトの時、現北海道日本ハムファイターズ監督の新庄(剛志)さんから『本当に好きなことをやって人生を生きろ』と言っていただいた言葉が強く胸にささった。好きなことを自分で探して、それに向かって行動するというのが一番かな」とエールを送る。

 思い描いている選手像については「野球時代から心がけていることなんですけど、ファンの方に応援されるような選手を目指していきたい。一つ一つ段階をクリアし、コツコツ努力して野球時代もやってきたので、そのスタンスでボートレーサーになっても努力して頑張っていきたい」と目を輝かせた。

 デビュー戦は11月3日に開幕する戸田ボートの一般戦。プロ野球のマウンドからボートレースの水面に活躍の場を替えた野田昇吾のプロ人生第2章が幕を開ける。