日本相撲協会の伊勢ヶ浜審判部長(62=元横綱旭富士)が9日、大相撲秋場所(11日初日、東京・両国国技館)の取組編成会議後に電話取材に応じた。

 7月の名古屋場所は新型コロナウイルス関連の休場が続出し、全体の約3割にあたる力士174人が離脱した。大関御嶽海(29=出羽ノ海)もその1人で、2勝4敗の時点で途中休場。番付は据え置きとなり、伊勢ヶ浜部長は「先場所カド番だったから、それは今場所も同じ。結果的に先場所は勝ち越していないので」と、今場所もカド番が継続していることを改めて強調した。

 また、先場所は貴景勝(常盤山)が11勝4敗、正代(時津風)が10勝5敗と最終的に大関陣が奮起。同部長は「やっぱりコンスタントに2桁勝つように。優勝争いに絡んでくるような、そういった人が大関。それを目指して頑張ってもらいたい」と述べた。

 横綱照ノ富士(伊勢ヶ浜)については師匠の立場から「いつも通り。やれることをしっかりやるしかないという状況なので、それは自分で考えてやってるんじゃないか」。さらに関脇、小結といった勢いのある力士の〝壁〟になるためにも「しっかり気合を入れて頑張らないといけない。下から追い上げてきているということだから」と看板力士に期待を寄せた。