14日に開催されたイベント「オールスター大運動会@代々木競技場 produced by 超滅&Crazy Raccoon」に見届人として参加した人気ユーチューバーのHIKAKIN(ヒカキン=33)に、不審者が接触するハプニングが起きた。これに黙っていられなかったのが、元迷惑系ユーチューバーのへずまりゅう(31)だ。運営に対して警備の甘さを指摘したうえで、模倣犯の出現を危惧した。

 14日のイベントで衝撃的なことが起きた。傘を差した男が突然ステージに現れ、ヒカキンの肩を組みピンマイクを奪うと「みなさ~ん、はじめまして~。僕、世界一カッコイイ男になりま~す」と意味不明な言葉を叫んだ。男はスタッフによって取り押さえられたが、ヒカキンは終始おびえた表情を見せていた。

 男は所轄の代々木署に引き渡された。ヒカキンはツイッターで「怪我など一切なく、無事でした。メンタル的な部分に関しても大丈夫です」と報告。安堵の声が広がる一方で運営に対しては厳しい声も。有観客でユーチューブ生配信されたこともあり警備の甘さを指摘する声が相次いだ。

 イベントを共同開催したUUUMは15日、公式サイトで運営委託先のディスクガレージと不審者が侵入した経緯について説明。「パスチェックゲート以外の箇所を突破した事実が判明しており、この点については、ディスクガレージ社における体制が十分ではなかったとのコメントをいただいております」と警備の不備を認めた。

 今回のトラブルが、なぜかへずまにも飛び火。過去に週刊誌のインタビューでコメントした「(ユーチューブの再生回数を稼ぐために)HIKAKINさんを殴るしかないと考えるほど思い詰められていた」がクローズアップされてしまったのだ。へずまはツイッターで「HIKAKINさんの放送事故見たけど俺とあの男を一緒にすんなや」と怒りのツイート。

 改めて今回のトラブルについてへずまに話を聞いた。「映像を見て『これ、本当か?』と思って。イベントで(観客が)ステージに上がるってまず無理なんすよ」と話した。

 安倍晋三元首相の銃撃事件を受けて、政治家だけではなく公人の警備が議論になっている。芸能界でも1983年に松田聖子がコンサート中に暴漢に襲われたこともあった。「想定ができたと思う。バックが暗いからこそヒカキンさんの傍に警備員を配置するとか。取り押さえるまでに時間がかかってるのもあり得ないし、Tシャツを着たスタッフみたい人が取り押さえてるのでそもそも警備員がいなかったと思う」とバッサリと斬り捨てた。

 ヒカキンのステージに乱入した傘男が何者かは分かっていないが、間違いなく言えるのは一気に有名になったということ。これを見て、模倣する人間が出ないとも限らないのが怖いところだ。

 どの口が言うのか、とのツッコミはさておき「誤送金問題の田口翔もヒカルが助けたし。やったもの勝ちみたいなのが増えてる。昔の自分みたいに迷惑系で動画回して強制的にいくやつも増えるでしょうし」と警鐘を鳴らした。

 今ではすっかり改心した様子のへずまは「とにかく刺されなくてよかった。警備はしっかりしてくれ」と改善を求めていた。