筋金入りの愛好家がご紹介――。「フリー素材の女王」としても有名なグラドルで、2000湯あまりの温泉に入ってきた茜さやが、オススメ温泉にご案内する夏の特別企画第2弾。秋のお出掛け先候補としてチェックしておいても良さそうです。

 読者の皆様、こんにちは。ウェブ広告などで「あ、見たことある!」でおなじみの茜さやです。

 コロナ後はリモートワークが増え、パソコンに向かう時間が長くなり、目の疲れを感じる人が多くなりました。目の疲れはストレスにつながるので、マッサージや温めるだけではなく、美しいもの、特に緑がある景色を見ると良いそうです。コロナに気を付けつつ、秋にかけて、そんな場所で癒やされたいものですよね。

 おすすめしたいのが、中国山地に囲まれた島根県の出雲湯村温泉。清流・斐伊(ひい)川を望む自然豊かな場所に湧いています。奈良時代に編さんされた出雲国風土記にも記されているから歴史は1000年以上。ヤマタノオロチが出てくる出雲神話で薬湯とされているのですからまさに秘湯中の秘湯です!

 そんな温泉地にある宿が、湯乃上館さん。時間がゆっくり流れるような、ほっこりできる田舎屋敷が特徴の旅館で、今回も、温泉もごはんも完璧すぎました。

 まずは温泉。目の前にある「公衆浴場 元湯 漆仁(しつに)の湯」を利用します。

 お湯は無色透明の43度。優しい泉質で、あせもにいいのも、この時期はうれしいですよね。露天風呂、貸し切り露天風呂、そして足湯までありますから様々な形で楽しめますし、露天風呂と休憩所から見える山々の景色と斐伊川のせせらぎは、日々の疲れや悩みをゆっくり癒やしてくれます。内風呂も天井が高く、どこをとってものびのびリラックスできて、普段お風呂が短い人もついつい長湯してしまうこと間違いなしです。

 温泉に癒やされた後はやっぱりおなかがペコペコ…ということで(笑い)、お楽しみのごはん。奥出雲の山の幸をはじめ、夏は鮎、冬は新鮮な野鴨が食べられます。島根県は日本海に面しているので、私が大好きなノドグロや、なんとごくまれに天然ウナギ(要問い合わせ)も食べられるんですよ♪

 鮎の塩焼き、ウナギ、地元の銘酒「斐伊川おろち」、奥出雲ワイン…ヨダレが止まりません(笑い)。そして、ご予約者の中から早い者勝ちで、風情たっぷりのかやぶき囲炉裏でも食事ができます。冬になったらその囲炉裏で野鴨の鍋に、山菜に、斐伊川おろち(2回目)…想像するだけでまたもやヨダレが(笑い)。

 近くには野湯(自由に入れる温泉)もあり、そちらは秘密基地みたいでワクワク気分を味わえます。脱衣所がないのでバスタオルや水着は必要ですが、ぷくぷくと温泉が湧き出ているのが“自然のまま”という感じで、周囲には日ごろ使いすぎている目に優しい緑もい~っぱい。開放感もあり、温泉の特徴である無色透明のお湯がキラキラ輝く様もすてきですよ。

 出雲大社や、大自然アートな岩が特徴的な鬼の舌震、もののけ姫のたたら場のモデルになった製鉄所など、名所も多いエリアですので、観光の拠点にもなるはず。あ! 帰りに日本3大そばのひとつ、出雲そばを食べるのもお忘れなく!

 8月も半ば。夏休みシーズンなのに毎日仕事と戦っている方こそ、たまにはご自身にご褒美をあげてください。仕事を忘れて手足を思いっきり伸ばしたい…出雲湯村温泉はそんな願いをかなえてくれます♪ 日々頑張っているあなたがすてきな温泉とつながれますように。

 ☆あかね・さや 1993年5月20日生まれ。子供のころから温泉マニアの父親と一緒に各地を巡り、2000湯あまりに入浴した温泉好き(ハート)好き(ハート)グラドル。アイドル初のフリー素材の無償提供により「フリー素材の女王」として話題になる。モデル、タレントとして活動しながら、東京・四谷のカフェ&ダーツバー「Keepers」も経営。著書に「『フリー素材の女王』の告白」。デジタル書籍「さやの湯(仮)」も発売予定。