スペイン1部バルセロナのオランダ代表MFフレンキー・デヨング(25)がサポーターから「給料カットを受け入れろ」と罵倒された。

 サラリーキャップ制の限度額をオーバーしているバルセロナは、いまだに新戦力の選手登録ができない状況にあり、デヨングらに年俸削減を求めている。しかしデヨングは要請を断っており、他クラブから届く獲得オファーにも「NO」の姿勢で〝現状維持〟を貫く方針とみられている。

 そんな中、英紙「デーリー・スター」など各メディアによると、10日にデヨングが練習場に到着する際、待ち受けるサポーターから「給料カットを受け入れろ!」と非難する声が上がったという。同紙はホームページで罵倒されるシーンの画像(静止画)を公開し「デヨングがバルセロナのファンに虐待されている映像が出てきた」と伝えている。

 デヨングはバルセロナがサラリーキャップ枠を改善するためのキーマンとされており、年俸2000万ユーロ(約27億4000万円)から700万ユーロ(約9億6000万円)への削減を求められている。要請に応じる義務はないものの、同紙は「バルサのファンでさえ、ヒーローに背を向け始めている」と指摘した。

 今回の問題は完全なクラブ側の不手際といえるが、サポーターは深刻な状態に陥っているチームに協力しようとしないデヨングへの反発を強めている模様。開幕(13日=日本時間14日)が迫る中、各方面の動向から目が離せないようだ。