今夏の去就が注目されているスペイン1部バルセロナのオランダ代表MFフレンキー・デヨング(25)について、ジョアン・ラポルタ会長が今季残留を強調した。

 イングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドから移籍金8000万ユーロ(約108億円8000万円)でオファーが届いたデヨングは移籍を拒否し、バルセロナ残留を希望した。しかし、クラブ側は移籍金による収入とクラブの年俸総額を削減するため、オファーを受け入れることを望んでいると各メディアで伝えられており、交渉は打ち切られていない。

 そんな中、ラポルタ会長が米メディア「CBS Sports」のインタビューに応じ、デヨング問題について、こう語った。「最初に言うことはフレンキーにはバルセロナにとどまってほしいということ。私たちは彼を愛しています」とし、残留した場合に年俸削減が必須であることに「フレンキーに言っているのは他の選手と同じ。しかし、彼には契約があり、それを尊重します。彼に減給を強要することはできない」と主張した。

 その上で「私たちは慎重かつ持続可能な方法でクラブを管理しようとしています。ですから、落ち着いて話し合う必要があります。(フランス代表ウスマヌ)デンベレもそうだった」とし、減額なしで残留できるかを問われると「契約がありますから。私たちはその決定を尊重します。彼はバルセロナの選手です」と繰り返した。

 デヨングに関しては、オランダプロサッカー選手労働組合のエフゲニー・レフチェンコ氏がバルセロナの対応を「恐喝」と非難し、話題となっている。同会長は「誰かに対して強要はしたことはありません。当事者間での話し合いが恐喝にあたるとすれば、この人は間違っていると思います」と話していた。