福井競輪GⅢ「開設72周年記念 不死鳥杯」は10日、12Rで決勝戦が行われた。レースは坂本周作(30=青森)マークから番手まくりを放った菅田壱道(36=宮城)が古性優作(31=大阪)を振り切って優勝。2020年3月の久留米「国際自転車トラック競技支援」以来、4回目のGⅢ制覇を達成した。
2月取手GⅠ全日本選抜最終日に先頭員早期追い抜きによる失格を喫し、あっせん停止のペナルティが課せられた。復帰までの4か月は「競輪と離れて自分と向き合いました。レースを見てしまうと悔しい思いが込み上げてくるし、ねたみ、そねみはネガティブな感情し生まないから」と一切、競輪を見ることなく情報を遮断した。
その間はウエートトレーニングに没頭して体つくりに励んだ。すると「復帰の決まった6月から自転車に乗り始めて、競輪の情報を集めだしたんだけど、初乗りの際にダッシュ力が一気に付いたのがわかったんです」と、4か月の成果を実感した。
今シリーズは競走得点も0点、出走本数も0本の丸腰の復帰戦だったが「今年、出られるビッグは次のサマーナイトだけ。気負いなくリラックスして走れたのが良かったのかも」と無欲のまま、半ば開き直って戦ったことが好結果をもたらしたと分析した。
また、3日目(9日)の準決勝が豪雨により中止となり、決勝進出はガラポン抽選にゆだねられたが、運をも味方につけた。「4か月分の思いを込めて抽選器を回しましたから。決勝はガラポンの運がまだ残っていたってことですね!」と豪快に笑った。
次走は玉野GⅡサマーナイトフェスティバル(7月16日~18日)。「中4日なので勝利の余韻にひたるのは1日だけ。自信を持って走れるように準備して備えます」と表情を引き締めた。












