スペイン1部バルセロナが所属するオランダ代表MFフレンキー・デヨング(25)に年俸削減を要請していることをオランダプロサッカー選手労働組合(VVCS)が強く非難した。

 バルセロナはスペインリーグが定めるサラリーキャップ制の制限をオーバーし、新戦力の選手登録ができずにいる。そこで枠を空けるため、高給取りのデヨングら所属選手に対し、さらなる年俸削減を求めている。

 そんな中、英紙「ミラー」によると、VVCSは苦境に立たされているデヨングについて「組合はすべての選手を保護すべきだと思う。今や選手はクラブに追い詰められている。それに対応できるかは国際プロサッカー選手会(FIFPro)次第だ」と非難。上部組織による〝介入〟を期待する一方で「スポーツ界で議論を巻き起こすだろうが、それは若い選手のキャリアにとって悲惨なことだ。一種の恐喝となる」と指摘し、デヨングの立場を懸念した。

 すでにバルセロナについては、所属選手たちに賃金カットを求める一方で、ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキら新戦力を次々に獲得していることから「非常識」との声が続出。各方面からも批判されているが、果たして円満解決できるだろうか。