佐世保競輪GⅢ「開設72周年記念」(九十九島賞争奪戦)は最終日の26日、12Rで決勝戦(V賞金438万円)が行われ、山田庸平(34=佐賀)がバック番手まくりでGⅢ初優勝を飾った。なお、決勝に出走予定だった郡司浩平(31=神奈川)は病気(感冒)のため、当日欠場した。
GⅢウイナーの仲間入りだ。2008年7月のデビューから14年。地道な努力がひとつ実を結んだ。「通過点としてやってきた感じだったので優勝できて良かった」
8車立ての最終決戦。中川誠一郎(43=熊本)―山田―井上昌己(43=長崎)の九州ラインが正攻法。守沢太志(37=秋田)との4番手並走を嫌い、インを斬った和田健太郎(41=千葉)を打鐘で中川が叩いて先行態勢に入った時点で大勢は決した。伊藤信(38=大阪)の7番手まくりは不発、5番手1角から仕掛けた守沢も井上の横まで。バックで自力発動した山田がVゴールを駆け抜けた。
ここ数年の成長は目覚ましく、6月岸和田GⅠ高松宮記念杯では準優勝。賞金ランキングは現在7位で初のグランプリも狙える位置に来たが「力がないので、仮に(GPに)出たとしても来年はキツイ。今年は脚力をつけながら、レース内容をやって(上げて)いきたい。今の力ではレベルが違う」と、夢のステージは雲の上の話と位置付けており「一戦一戦、しっかり積み上げていくのは何年も変わらない。先のことは何も考えていない」。
庸平は何も変わらず、一戦燃焼の走りを続けていくだけだ。












