いざ、世界へ――。格闘技イベント「RIZIN.37」(31日、さいたまスーパーアリーナ)で関根〝シュレック〟秀樹と対戦するスダリオ剛(25)が公開練習で順調な仕上がりぶりをアピールした。

 ジャブ、ストレートと重いパンチを繰り出したスダリオ。左内側じん帯を負傷し手術した影響で、昨年10月のSAINT戦以来9か月ぶりのリングとなるが、すでに故障箇所も完治し「コンディションはメチャクチャいいです」と手応えを口にする。

 手術後には米国武者修行も敢行し、ラスベガスの格闘技ジム「エクストリーム・クートゥア」で米国のトップファイターたちと汗を流した。その際にはベラトールのヘビー級王座への挑戦経験もあるランカー、ティモシー・ジョンソンともMMAスパーリングを行い「1回もテークダウンされなかったんです。それでジム関係者に『何かやっていたのか?』って言われて、『スモウレスラーだった』って言ったら『おおお』って言われました」と笑顔を見せる。レスリングの練習を繰り返し知識が増えたことで相撲の〝倒されない技術〟のMMAでの生かし方が見えてきたといい「貴乃花親方の下でやった動きはしみついている」と胸を張った。

 米国でトップファイターと肌を合わせて強まったのが〝対世界〟の思いだ。「日本人対決は今回が最後にしたい。シュレック選手に勝って、次からは外国人選手と戦っていきたいです」と力を込める。世界最強の目標実現のため関根を倒し、まずは日本のヘビー級に敵なしを証明したい。