参院選(22日公示、7月10日投開票)を前に日本記者クラブ主催の党首討論会が21日、都内で開かれ、上半期に問題となった議員・元議員らの責任について、各党党首が問われた。

 NHKで生放送された党首討論で、立憲民主党の泉健太代表が問題視したのは〝パパ活疑惑〟で自民党を離党した吉川赳衆院議員(40)だ。いまだ説明がなく、雲隠れしている状態で、自民党総裁の岸田文雄首相は「報道されているようなことが事実であれば誠に遺憾。どの党であっても説明責任を果たしていかないといけない。もし果たせないのであれば、進退に直結する問題だ」と回答した。

 泉氏は「この後、300万円近くのボーナスが支給される日が近づいている。一日も早くケジメをつけてもらいたい」と迫った。

 続いて、記者クラブの代表質問者が取り上げたのは、3月に日本政策金融公庫融資の違法仲介事件で懲役2年、執行猶予3年の有罪判決が確定した公明党の遠山清彦元衆院議員だ。

「公明党は金権体質になってしまい、連立に疲れているのではないか?」との質問に公明党の山口那津男代表は「国民の不信を招いたことはざんきに堪えません。二度とこのようなことを起こさないために再発防止策を徹底的に行っている」と反省の弁を述べた。

 日本維新の会の松井一郎代表にも記者クラブ代表質問者から参院選の比例代表候補者について、「タレント候補をたくさん擁立している。なかなか問題を起こすような言動があった方も少なくない。しっかり候補を吟味しているのか?」と問いただされた。

 松井氏は「タレントさんだからダメということではないですよね。中には人として少し発言がおかしい、資質の疑いあるという発言をする人もいるが、すべての心の中を見透かせるのは無理。大勢で面接する、二重で面接するとか候補者の絞り込みをやっていきたい」と候補者選定で改善してくと回答した。