空手の全日本選手権(東京・日本武道館)が13日に開催される。
男子形は、前人未到の9連覇がかかる東京五輪代表・喜友名諒(30=劉衛流龍鳳会)から目が離せない。沖縄県民初の金メダルが期待された東京五輪は新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年延期となったが、この期間を使って土台固めに専念したことでさらに進化を遂げた。大会当日は「全日本も五輪に臨むような気持ちで、五輪の舞台だと思って戦いたい」と圧巻の演武を披露するつもりだ。
女子形は、8連覇がかかる東京五輪代表の清水希容(27=ミキハウス)に注目だ。指導する古川哲也コーチいわく「ダイナミックがゆえに少しやりやすいように動いてしまう癖が出ているので、本当に自分の体をコントロールするところを重点的にやっている」と試合がない期間も目的を持った練習に取り組んできた。約1年ぶりとなる実戦を前に、清水は「緊張はあるが、しっかりと打ち込んできたことを発揮したい」と闘志を燃やす。
女子組手は、東京五輪代表対決が見られるかもしれない。2年ぶりの優勝を目指す61キロ超級代表の植草歩(28=JAL)が「何か大きな変化を得られる大会にしたい」と意気込みを示せば、55キロ級代表の宮原美穂(24=帝京大職)は「歩先輩と戦うことがあれば自分から仕掛けていきたい」とコメント。帝京大の先輩後輩対決の行方はいかに――。
男子組手には、東京五輪代表候補の67キロ級の佐合尚人(28=高栄警備保障)が登場。代表選考戦を来年に控えていることから、優勝して弾みをつけたいところだ。
今大会は東京五輪本番と同じ会場で実施される。来夏の大一番を前に、有力選手たちが前哨戦を制することはできるか。












