13日に開幕する全日本選手権(東京・日本武道館)を前に、東京五輪の空手女子組手61キロ超級で金メダルが期待される植草歩(28=JAL)が躍動を誓った。

 昨年の大会では、決勝で斎藤綾夏(24=エージーピー)に敗戦。5連覇を逃し「注目を力に変えられると思っていたが、勝てなかった」と涙をのんだ。

 7日のオンライン会見では「悔しかった思いもあるので、今年はチャレンジする。あとは初心に帰ることができたので、全日本で一から日本一を目指すっていうのは、初めて優勝したとき(2015年)もそうだし、学生時代に優勝できなくて、地道にやってきたときのことを思い出させてくれた。新型コロナウイルス禍で試合ができない子たちにも夢や希望を与える試合ができるようにしたい」と決意を述べた。

 コロナの影響で満足な練習ができず、モチベーションが低下したときもあったというが「今までは試合がずっとあったので、きちんと見つめ直すことができなかった。なので、そこをきちんと話し合って悪い点を改善してきた」と時間を有効活用してきた。

 今大会は東京五輪の本番と同じ会場で開催。「何か大きな変化を得られる大会にしたい」と闘志を燃やす空手界のきゃりーぱみゅぱみゅが、2年ぶりの女王奪還を目指す。