宇都宮競輪場で開催されている「第12回国際自転車トラック競技支援競輪」(GⅢ)は21日、最終日を迎える。竹内雄作(33=岐阜)が中部の戦友にエールを送る優勝を目指す。

 20日、日本競輪選手会愛知支部のTwitterで、林巨人(37=愛知)が21~23日の名古屋シリーズを持って引退すると報告がなされた。〝小さな巨人〟として長く中部の追い込み選手として活躍した林の引退に、竹内も寂しい思いを隠せなかった。

「ちょっと前に連絡した時に、聞いてはいたんです。こんな時期(コロナ禍)だから、最終日に名古屋に行くわけにもいかないし、寂しいです」

 林は近藤龍徳(30=愛知)と尾張の龍虎ともいわれ、小柄ながら闘志あふれるスタイルで戦ってきた。竹内も「オレも小さい方だし、なんか、ね」。体格のいい選手たちに、ちびっこラインで立ち向かったレースを思い出す。

 2日間、元気あふれる走りで決勝に勝ち上がり、狙うはGⅢ初優勝だ。2016年9月に富山で開催された共同通信社杯を制しGⅡは勝っている。順序は逆になるが、待望のGⅢ優勝をバンクを去る戦友に送るつもりだ。

 21日、決勝12Rは渡部幸訓(37=福島)との即席タッグ。「自分らしい走りで」最高の結果をつかみにいく。