大相撲の二所ノ関部屋が7日、茨城・阿見町の部屋で名古屋場所(7月10日初日、愛知県体育館)へ向けて本格的な稽古を開始。角界でも珍しい2面の土俵を備えた稽古場が報道陣に公開された。この日の稽古には幕下友風ら9人が参加。四股、すり足などの基礎運動を入念に行い、申し合い稽古は2面の土俵を使って行われた。

 師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)は代表取材に応じ「ようやく始まったかなと。いつも通り、気合入った稽古でした。(土俵が)2面だと、調整組としっかりやる組と分けたりすることで効率よく(稽古ができる)。いろんな効率のいい、力士が一番いい稽古をできる環境作りをしっかりとやっていきたいですね」と言葉に力を込めた。

 5日の部屋開きでは、約6000平方メートル(約1800坪)に及ぶ広大な土地に新築された部屋がお披露目された。屋外にはバスケットボールができるスペースが設けられ、巨大な冷蔵庫なども備えられている。

 二所ノ関親方は今後の部屋の発展へ向けて「みんな向上心のある力士が多い。しっかり鼓舞しながら、一人ひとりの弱点を見つけながら、特技を生かすのが私の役目。体も精神も一人ひとり違いますから、しっかり見ないといけない。みんなに愛されるような、強くてたくましい力士を輩出したいですね」と意気込んだ。