大宮競輪S級シリーズ(FⅠ)が15日に開幕した。予選8Rでは今期、S級に返り咲いた実力者の明田春喜(40=北海道)が中割り強襲を決めて白星を手にした。

 会心の中割りに明田スマイルが弾けた。「今日が40代最初のレースだったので気合が入っていました。前回のいわき平では30代最後のレースを1着で飾れたし、いい形で40代を迎えられましたね」と1着スタートを喜んだ。

 かつてはビッグレースの常連で2度の記念Vなどの実績もあるが、近年は低空飛行が続きA級陥落も経験した。ただ、そこで腐ることなく「1年間(A級で)自分で動けるくらいの力を付けたい」とタテ脚を磨き、パワーアップしてS級に帰ってきた。

 次の目標は再びビッグ戦線に舞い戻ることだ。「40代になって、体を絞ったりケアをしたりと、体のことをしっかり考えるようになった。あと、若い子から教えてもらったはやりの練習を取り入れたりして、今は楽しく練習ができている。北海道からビッグレースに出場している選手が少ないし、自分が活躍して、また上のステージに戻りたいですね」

 16日の準決勝11Rはいかにも激戦ムードで、北日本3番手回りの明田にも十分チャンスがありそう。穴党は好気合な明田の絡みを狙ってほしい。