バイアグラなどの勃起薬は陰茎(ペニス)への血管を拡げて、血流をよくし、陰茎の働きを強くする薬である。
陰茎に限らず、胃腸、肝臓、腎臓、脳、手足の筋肉…等々、人体内のあらゆる臓器・器官は血液が運んでくる酸素、水分、種々の栄養物質により、それぞれ独自の働きを遂行している。
セロリはヨーロッパでは古くから「薬草」として用いられており、古代ギリシャの医者は、万能薬(利尿剤、解毒剤、胃薬…)として用いていたが、「催淫剤」としても使用していた。それは、セロリの強壮・強精作用が既に知られていたからであろう。
セロリをはじめ、パセリ、ニンジン、セリなどセリ科の植物には、血栓を溶かし、血液をサラサラにする「ピラジン」が含まれるので、食べると陰茎への血流もよくなり、強壮作用を発揮するのであろう。また、セロリは、酸素を運ぶ赤血球の血色素の成分となるMg(マグネシウム)や鉄を多く含み、造血作用を促進するので、陰茎の細胞神経への酸素供給を増やし、“魔羅”(陰茎)の機能を強くすると思われる。
フランスに「男に対するセロリの効き目を知ったなら、女はセロリを探してパリから(遠い)ローマまでも行くだろう」という“諺”があるのは、むべなるかな。
居酒屋のメニューにもあるイカやタコ(両者とも含有成分のタウリンが血流をよくする)とセロリの炒めものなどを、殿方は、日々、大いに食べるべし。
◆石原結實(いしはら・ゆうみ)1948年、長崎市生まれ。医学博士。イシハラクリニック院長として漢方薬と自然療法によるユニークな治療法を実践するかたわら、静岡・伊豆でニンジンジュース断食施設の運営を行う。著書は300冊超でベストセラー多数。最新作は生島ヒロシ氏との共著「70代現役!『食べ方』に秘密あり」(青春出版社)。












