待望の日本人対決は実現するか。WBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(28=ワタナベ)が、6月10日(日本時間11日)にメキシコシティーで同級正規王者のエステバン・ベルムデス(メキシコ)と団体内王座統一戦を行うことが決定。昨年3月にアクセル・アラゴン・ベガ(メキシコ)を下して3度目の防衛に成功して以来、約1年3か月ぶりの実戦となる。

 京口は契約を結ぶ英興行大手「マッチルームボクシング」の公式サイトで「メキシカンスタイルに影響を受けたので、メキシコで試合をすることが夢でした。自分のボクシングを見せるいい機会。統一戦は絶対王者としての使命だと思っています」とコメント。プロ15戦全勝(10KO)という成績をひっさげてV4戦に臨むことになるが、ファンの期待はその先にある。WBC同級王者・寺地拳四朗(30=BMB)との日本人同士の統一戦だ。

 拳四朗は3月19日、矢吹正道(緑)と行った因縁の再戦で3ラウンドKO勝ち。今後はフライ級に上げて2階級制覇という選択肢もあるが、ボクシングファンの間では「日本人同士の統一戦」を熱望する声が多い。京口の次戦決定を受け、拳四朗は「ぜひメキシコでいい試合をしてほしい。きっちり勝って、年内に僕と統一戦をしてほしいですね」と目を輝かせている。

 屈指の好カードを実現させるためにも、京口のV4成功は必要最低条件となりそうだ。