牛丼チェーン「吉野家」幹部の「生娘シャブ漬け」発言が18日、明らかになり、同社は日本全国から大バッシングを浴びている。ネットでは「もう行かない!」という声も多いが…。吉野家ファンの50代男性は「自分のような、すでに吉野家の牛丼に〝シャブ漬け〟にされている男たちは変わらず通います」と宣言。これを機会に「漢(おとこ)の吉野家になれ!」とリクエストまでしている。

 この問題発言をしたのは伊東正明常務だ。早稲田大学で16日に行われた社会人向け講座で講師を務めた伊東氏は、若い女性に対するマーケティング戦略について、「生娘がシャブ漬けになるような企画」と発言した。

 さらに講座に参加した人がネット上にほかの発言を暴露しており、それによると「生娘なうちに牛丼中毒にする。男に高い飯をおごってもらえるようになれば絶対に(牛丼を)食べない」とも語っていたという。

 吉野家は18日、「講座受講生と主催者の皆様、吉野家をご愛用いただいているお客様に対して多大なるご迷惑とご不快な思いをさせたことに対し、深くお詫び申し上げます」と謝罪。さらに「当該役員が講座内で用いた言葉・表現の選択は極めて不適切であり、人権・ジェンダー問題の観点からも到底許容できるものではありません」と問題発言であるとの認識も示した。

 飲食チェーンの幹部が、よりによって薬物を使った例え話をしてしまうとはあきれるしかない。ネットでは大炎上しており、「下品だな」「2度と行かないね。人をバカにするのもほどがある」「すき家でいいや」と、吉野家に批判的な書き込みがあふれている。

 吉野家は、親子丼の新商品に関する発表会を19日に予定していたが、この不適切発言を受け、急きょ中止した。

 伊東氏の発言自体は救いようがないが、吉野家の味に関しては強い味方もいる。長年の吉野家ファンという50代男性は「われわれの世代は牛丼といえば吉野家でした。10代のころに吉野家の味を覚えたんです。BSE(牛海綿状脳症)騒動でも批判がありましたが、それでも私らファンは変わらず通っています。もちろん今回もそう。われわれは、すでに吉野家の牛丼にシャブ漬けされているんですよ」と訴えた。

 若いころから吉野家の牛丼を食べ続けてきたせいで、どんな問題が起きようとも吉野家じゃないと満足できない体になってしまったという。

 だからこそファンとしてこんな提案をする。

「牛丼チェーンにとって女性客の獲得が課題なのは分かりますが、もうあきらめましょう。今回のことで女性は離れてしまいます。いや、もともと吉野家は男臭かったんですよ。これからは肉の量を増やして男性の財布に優しい店になってほしいです」(同)

 確かに、今回の一件で女性を敵に回したのは間違いない。果たして信用を取り戻すことはできるのか?