イングランド・プレミアリーグのチェルシーの売却を進めるロマン・アブラモビッチ氏が、ウクライナの首都キーウを極秘訪問したとの報道が出たことで波紋が広がっている。
ウクライナ侵攻を受けた制裁で英国政府から資産を凍結されたアブラモビッチ氏はチェルシーの売却を余儀なくされたが、売却先の決定権はいまだに有しているとみられ、現在は交渉が最終段階を迎えている。
そうした中、米誌「フォーチュン」やロシア国営通信社「タス通信」などがアブラモビッチ氏のキーウ電撃訪問を報じた。
同誌によると「ロシアの実業家アブラモビッチがキーウを訪れ、ロシアとウクライナの間の交渉プロセスを再開させた。彼はウクライナの交渉担当者と会った」と伝えた。ただ、訪問の日時など詳細には触れられておらず、訪問の事実関係やその目的などについてさまざまな憶測が広がっている。
アブラモビッチ氏はロシアによるウクライナ侵攻が始まった直後に、両国の交渉の仲介役に指名されて実際に交渉の場に出たこともあったとウクライナや欧米メディアなどで報じられたが、正式には発表されていない。
また、アブラモビッチ氏の代理人は「現在キーウには滞在しておらず、最近そこにも行っていない」と訪問を否定しており、今回の報道に波紋が広がっている。
アブラモビッチ氏の動向を世界中が固唾を飲んで見守っている。












