今後は〝カメレオン戦法〟だ! ボクシングWBC世界ライトフライ級王者の寺地拳四朗(30=BMB)がベルト奪還から一夜明けた20日、喜びを語った。
因縁の相手と再戦となった19日の王座戦(京都市体育館)で矢吹正道(29=緑)に3ラウンド(R)TKO勝利で、リベンジ完遂。昨年9月の対戦は相手の故意を疑われる〝バッティング攻撃〟などが大論争となり再戦が設定された中、鮮やかな完勝劇に、この日のオンライン会見で「夢のようでうれしいの一言。昨日は帰っても寝れなかった」と余韻に浸った。
前日の試合では、これまでのように長距離からジャブで組み立てるスタイルでなく、終始前進し圧力をかけるインファイターの姿を披露。これが相手の動揺を誘って雪辱につながった。好戦的なスタイルを開眼させた拳四朗は「あのスタイルも結構気に入っている。(ジャッジなどの)印象的にもいいと思った。(今後は)あの戦い方もどんどんやっていく可能性もあるし、足を使った方がいい相手なら足を使う可能性もある。より相手は混乱してくるのかな」とニヤリ。相手次第で2つの戦法を有効活用する〝カメレオン戦法〟の意向を示した。
そのうえで今後の方針に言及。試合直後は他団体との統一戦と階級転向を口にしていたが「特に具体的に考えてないけど、どっちか。普通の防衛はもういい」ときっぱり。会見に同席した、父で所属ジムの寺地永会長は「(次戦は)夏ぐらいできて年末にもう1試合できたら。世間が注目するカードを組みたい」と語った。同階級にはWBA世界同級スーパー王者の京口紘人(ワタナベ)などもいる。どんなビッグマッチが実現するのか、ハイブリッド王者の今後に注目が集まる。











