〝親子ゲンカ〟の行方は? 立ち技打撃格闘技イベント「RISE」のQUEENミニフライ級王者・寺山日葵(21)が、15日に現役引退を発表した。

 左右の股関節唇損傷を負い、完治したとしても約2年かかることから「引退してベルトを譲った方が女子格闘技が盛り上がる」と後輩に思いを託した。そんな寺山が恩人と言ってはばからないのが〝キック界の神童〟那須川天心と、その父で「TEPPEN GYM」会長の弘幸さんだ。

 小学6年で始まった出稽古から練習をともにしており「会長は格闘技の父親。練習だけじゃなく、コスチュームもテーマ曲も会長が考えてくれたんです。天心は兄みたいなもの。困っている時にいつもアドバイスをくれた」。成人式に那須川から送られた「夢を持って自信を持って堂々と生きなさい」との言葉は今も支えになっている。

 そんな2人が、那須川のRISEラストマッチ(4月2日、東京・国立代々木競技場第一体育館)で〝激突〟する。神童と対戦する風音(かざね)のセコンドとトレーナーを弘幸会長が務めるのだ。

 寺山は「茶番とか言われている? そんなことにはならないですよ。風音は本気です。そして会長は、本気の選手には本気で応える人。たとえ相手が息子でも全力で潰しにいくと思います。だから、何が起きるか分からない」と力説。壮絶な戦いとなりそうだ。