ボクシングWBC世界ライトフライ級王者の矢吹正道(29=緑)がパワーアップを口にした。
V1戦(19日、京都市体育館)で前王者の寺地拳四朗(30=BMB)との〝因縁の再戦〟を控え、12日に練習を公開。ロープワークやシャドーで軽快な動きを披露し「いつも通り順調。キャリアの中で一番自信がある。前回(の試合に向けて)のスパーより今回の方が明確にいい」とアピールした。
昨年9月に寺地を10ラウンド(R)TKOで下し世界戴冠を果たした。だが、試合中の頭から当たる動作が「故意のバッティング」との疑念を呼び、大騒動に発展。WBCからリマッチの指令につながった。
手の内を知る相手を「ジャブと距離感がうまく、スタミナもあってタフ。(作戦は)相手の嫌がることを明確にしていく」と、前回の試合前と同様に警戒感を強めている。一方で「1回、戦っている相手なんで、何をすればいいのか分かっている」と大きな自信をのぞかせた。
その裏づけはボクシングに専念できていること。世界王者となる前は、ボクサー活動のかたわら建設業を営んでいたが「(ベルトを取ってから)していない。仕事をしている時は朝は走れなかったが、今は午前中1日10キロちょっと、毎日走れている。あとダッシュして、ジムでのスパーリングのない日は坂ダッシュするって感じですね」と徹底したスタミナ強化を図れていることを明かした。
そのうえで「試合が決まった以上はやるしかない。そこに向けて全力やっている」ときっぱり。因縁にきっちり決着をつけるつもりだ。












