北京パラリンピックから除外されたロシアが、ベラルーシとともにソチで代替大会を開催することになった。

 ウクライナに侵攻したロシアを巡ってはパラリンピックへの出場が一度は許可されたが、国際世論の反発を受けて開幕直前に追放が決定。戦争を支援するベラルーシも同様に除外となった。

 これを受けて、ロシア側は驚くべき行動に出た。同国の国営通信社「タス」は、スポーツ省関係者の話をもとに「ロシアとベラルーシのパラリンピック選手のための特別大会がソチで開催される」と報道。ロシア政府が独自のパラリンピックを開催する方針を決定したというのだ。

 続けて「ロシアとベラルーシのアスリートが参加する大会は、ソチのオリンピック施設で開催される。大会の日程と名前は現在議論中である」と説明。2014年に冬季五輪が開催された地で大々的に〝ソチパラリンピック〟を敢行することになるという。

 ロシアパラリンピック委員会(RPC)は北京大会からの除外についてスポーツ仲裁裁判所(CAS)への提訴はしない方針で、独自大会の開催によって世界にアピールする構えだ。

 暴挙を続けるロシアがますます孤立を深めている。