シンガポールの格闘技イベント「ONEチャンピオンシップ」の10周年大会「ONE X」(26日、シンガポール・インドアスタジアム)の会見が行われ、秋山成勲(46)と対戦する青木真也(38)が早速毒ガスを噴霧した。
2008年に格闘技イベント「DREAM」のリングで青木が再三にわたり対戦を呼びかけてから14年間、浮かんでは消えてきた因縁の一戦がようやく決定。青木は、DREAMの元プロデューサーで現RIZINの笹原圭一広報など関係者の名を挙げ「DREAMの時から、突いてこねてきた物をようやくここで形にできるのは、意味のあることなのかなと思っております。良き形にしたと思います」とらしい言葉で意気込んだ。
この日の青木は絶好調か絶不調なのかは分からないが、とにかくフル回転だった。試合に向けて取り組んでいることを問われると「DDTの高木(三四郎)社長に『なんかやっておくといいことってないかな?』って聞いたのね。そしたら『掃除がいい』って聞いて。じゃあ、どうやって掃除しようかって思ったら『バルサンか激落ちくんがいい』ってすごい勧めてくるんだよ。だから毎日バルサンをたいたら、この通り、のどの調子が良くないですね」と笑顔で話し、会場にいる全員の頭上に「?」マークを浮かばせた。かと思えば会場に紛れ込んでいた天敵の桜井〝マッハ〟速人から質問されると「酔っぱらってるなら帰れよ」「もういいよ。これじゃあ〝面白おじさん大集合〟じゃねえか」などとツッコミを入れた。
帰り際にはスーパー・ササダンゴ・マシンのマスクをかぶるなどもはや何が言いたくてやりたいのか分からなくなっていた青木。その後本紙を見つけるとしゃがれ声で走り寄り「そんなことより、俺は今回ファイト・ボーナスを狙うから」と宣言した。ONEでは今年から、各大会で優秀なパフォーマンスを披露した選手に対し、5万ドルの「パフォーマンス・ボーナス」を支給することが決まっているがそれを狙いにいくという。そして「その賞金をすべてコソボ…じゃなくてウクライナに寄付するよ」と話し走り去っていった。何が何やら…。
対する秋山は試合に向けて「いろんな思いがありこの壇上にいます。時を経て、こういう場になりましたけども、いいものを見せて、楽しい、素晴らしい試合にできたらなと思っています」と静かに闘志を燃やす。そして「(倒し方の)イメージはしております。その内容? 話せません」と殺気を漂わせるのだった。












