格闘技イベント「RIZIN」のケージ大会「TRIGGER 2nd」(23日、静岡・エコパアリーナ)で〝投神〟倉本一真(35)が加藤ケンジ(31)を1ラウンド(R)4分16秒TKOで下した。

 開始から積極的に打撃で攻勢を仕掛け、グラウンドの攻防では相手の体を持ち上げ何度も叩きつける。その後はパウンドの連打で相手を追い込み、最後はグラウンドでのヒザ蹴りで試合をストップさせた。

 再起戦を勝利で飾り「もっと投げたいと思っていたので満足はしていない。でも勝てたことがうれしい」と安堵の表情を見せた。

 昨年6月のバンタム級トーナメントは1回戦で敗退。心機一転で「リバーサルジム新宿Me,We」に移籍した。「それまでと違うことをゼロから教わって、プラスアルファもあったし幅も広がった。今後は全部KOで勝って堀口(恭司)選手、朝倉海選手、扇久保(博正)選手がいる上の方に上って、倒せるように頑張ります」と表情を引き締めた。

 昨年8月には、妻で2016年リオ五輪レスリング女子48キロ級金メダルの登坂絵莉(東新住建)との間に第1子が誕生し、背負うものも大きくなった。その家族とは「試合後にテレビ電話して、『よかったよ』と喜んでくれていた」と充実感を漂わせていた。