兵庫県南あわじ市教育委員会は10日、市立小学校の校長(55)が、女性教諭の更衣室にカメラを置いたとして、警察の取り調べを受けていることを発表した。

 市教委によると、7月19日の昼前に学校関係者の女性が、女性教諭用の更衣室で不審物を発見。中にはカメラが入っており、市教委が調査を行ったところ、校長がカメラの設置を認めたという。

 校長は翌日、兵庫県警南あわじ署に自ら連絡。同署は、盗撮の疑いがあるとみて、建造物侵入や県迷惑防止条例違反の容疑で詳しい経緯を捜査している。

 市教委は「教職にあるものが、まして小学校をあずかる校長自身が、このような疑いで、警察で取り調べを受けている事実は、誠に遺憾であり、言語道断であります。大変なご迷惑をおかけし、誠に申し訳なく深くお詫びを申し上げます」と謝罪コメントを発表。事実関係がわかり次第、厳正に対処し、子供たちに影響が出ないよう善処したいとしている。

 関係者は、校長の勤務態度について「ストレスを抱えていたなどの話は確認していない。過去に他校でトラブルを起こしたという話もなく、まじめに取り組んでいたので残念だ」と話した。

 教職員による不祥事は後を絶たないが、そのトップである校長も例外とはいえない。

 昨年10月には、千葉県習志野市の小学校長が、9月に京成線船橋競馬場駅で女性のスカート内を盗撮したとして、懲戒免職となった。また、一昨年には群馬県高崎市の小学校長が、勤務先の小学校のトイレで20代の女性教師をスマートフォンで盗撮したとして逮捕、懲戒免職となっている。

 元校長まで範囲を広げると、石川県の入浴施設で今年6月、元中学校長が男性用の浴場でジャンプし、隣にある女性用の浴場をのぞいて逮捕された。さらに昨年4月には、フィリピンに渡航を繰り返し、約26年間で1万2000人以上の女性を買春していた横浜市の元中学校長が逮捕され、“絶倫校長”として世間を騒然とさせた。

 あらためて教職員の自覚が問われている。