取手競輪場のGⅠ「第37回全日本選抜」は22日、3日目を行う。27人の準決メンバーに名を連ねたのは熊本の新星・嘉永泰斗(23=熊本)だ。初出場のGⅠで連勝と、旋風を巻き起こしている。
「うれしいっすね。この勢いで2024年再開予定の熊本競輪場の再開が2023年に早まらないかな(笑い)」
熊本のファンはもちろん今や全国のファンが、この男が熊本競輪場を走る姿を待望するもの。もちろん現実的に難しいのはわかっているが、思いはある。
最近は体重を考慮しながらのウエートトレーニングで自身の状態を把握。まずは肉体面で厳しく自分と向き合い、戦える体を作り上げている。
2日目(21日)の二次予選9Rは「叩くつもりでしたが、3番手が空いていて井上(昌己)さんが迎え入れてくれたので」と位置が取れたのは大きいが、踏み出したスピードは強烈だった。
準決10Rは山崎賢人(29=長崎)に「前で頑張りたいです」と直訴。山崎も自力を考えていたが、嘉永のマグマのような思いを聞いて後ろを回る決意を固めた。九州は熊本から吹き上げるキラ星の風。グランプリ王者の古性優作や深谷知広らを相手に、存在感を示す。












