奈良競輪GⅢ「開設71周年記念 春日賞争覇戦」が10日に開幕する。特選12Rの吉田拓矢(26=茨城)は2月大宮GⅢの2日目に落車し「左膝膝蓋骨の脱臼」と診断された。

 しかし、実際は…。「実は打撲程度だったんです。そんな診断が出ていたのを知らなくて、途中欠場した後は、家に帰って子どもと遊んでいたぐらいでしたから驚きましたよ。自分の脚は脱臼なのかと自分でビックリ。周りも心配してくれていたし、今日もどんな顔して競輪場に行けばいいのか考えていたんですよ(笑い)」と打ち明けた。

 軽傷で済んだのは幸いで、「練習も2日後には始めました」とのこと。

 当大会を終えると、地元の大一番、取手GⅠ「全日本選抜競輪」が控えている。全身全霊をかけた戦いとなりそうで、今シリーズは新たな試みも。「新車を持ってきました。練習での感じが良かったし使ってみようと。うまく使えればこっちを使うかも」と上積みを狙い可能性を探った。