国際派若手女優・忽那汐里(29)の〝目ヂカラ〟に勝る魅力を、人気映画監督の李相日(リ・サンイル=47)が明かした。
巨匠クリント・イーストウッドの新作「クライ・マッチョ」(来月14日公開)が、監督デビュー50周年の40作目にあたることを記念し、過去のイーストウッド監督作品の再上映が24日、東京と大阪で封切りに。うち1作が「許されざる者」(1992年)ということで、同タイトルの日本版リメーク(2013年)を撮った李監督と遊女役で出演した忽那が、都内で舞台あいさつに立った。
忽那はオーディションで配役を勝ち取った。李監督によれば「同世代の力を付けてきた若い女優さんたち、何十人かと面談して『忽那さんに』ってことになった」という。
面談室に入ってきた最初から、一番強い印象だったのが忽那。李監督は当時20歳前後の女優たちに、女性像について「シンプルに答えてください」と共通の質問を投げた。忽那は「母性の強さが女性を美しくする」という答えで、李監督は「ちょっとドキッとしたのを覚えてる」そうだ。
忽那にも、この10年ずっと気になっていたことがある。「(面談で)質問はするんですけど、李さん、全く私の顔見てなくて(中略)ホントに顔を見ずに(だから)手応えがなくて、そのオーディションに関してはやっぱり…。なんかこう、目を見てくれないって印象がすごく強かったので、それは意図的なのかなとか勝手に思っていたんですけど」
すると李監督は〝選ぶ側〟の重圧を「皆さん、選ばれるために当然来てくれてて、そうするとものすごい眼力で見てくるんですよ。ガン飛ばすぐらい。それにちょっと耐え切れなくなるっていうか…」と告白した。
李監督は、俳優の表情を「盗み見るのが好き」なのだそう。「プロデューサーとか他の人と話してる姿とか、ちょっと斜めに見る感じとか、受け答えするときの空気感とか、そういうのを見たいほうなんで、あんまりこう直接ガツンとこられると(面談が)終わるまで(見るのを)待っちゃいますよね」
国民的美少女コンテスト出身の忽那は、生まれ育ちがオーストラリア。15年から海外進出し、18年には「デッドプール2」など米映画に立て続けに出演、翌19年末には所属事務所も退社した。
そして今年は、世界的経済誌「フォーブス」日本版の「世界を変える30歳未満の30人」と「今年の顔100人」に選ばれたばかり。目ヂカラ以上の魅力は国外にも伝わっているようだ。












